頚がんワクチンの副作用について|松岡レディスクリニック

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頚がんワクチンの副作用について

2014/01/28

子宮頸(けい)がんワクチンの接種後に全身の痛みなどの症状が相次いでいることについて、厚生労働省は20日、ワクチン接種時の痛みや不安がきっかけで痛みが慢性化した「心身反応」と考えられると結論づけた。今後報告書を取りまとめ、接種勧奨を再開するか判断すると発表しました。

 専門部会は、ワクチン接種後に全身の痛みを訴えた97例、歩行障害などの運動障害を訴えた33例の計130例について、症例や発症原因を調査。患者を診察した医師や研究者の意見を参考に、神経疾患や免疫反応、中毒、心身反応の可能性を議論し、「神経障害や薬剤成分による中毒とは病態が違う」ことを確認しました。その結果、ワクチンを打つ際の強い痛みや不安などが、ストレスなどのさまざまな心理的要因を引き起こし、身体に影響を及ぼした「心身反応」以外に考えられないと結論づけました。

子宮頸ガンの主原因とされるヒトパピローマウイルス(HPV)は主に性交渉で感染します。ウイルスのタイプは約100種で、そのうち13種が悪性化に関係しています。悪性タイプに感染しても大半の人は無症状のまま自然に治りますが、ごく一部が数年後にガンを発症します。頚がんワクチンは13種のうちの感染者の50~70%を占める2種の感染を防ぐことができますが100%防ぐわけではありません。

副作用を訴えた方の多くは中学生で、20歳以上の方は少ないので、接種年齢を18~20歳以上とすればよいのですが、性の低年齢化に伴い、ウイルス感染と子宮頸ガン発症者の低年齢化が懸念され、セックス経験のない年齢の方に接種してほしいということで、中学生以上となったのです。

これらを踏まえて、接種した方がいいのか、また接種するとするならば、何歳頃したらいいのか考えてみる必要があります。